北海道もやっと花の季節です北海道十勝地方では、4 月末から 5 月初め頃にやっと桜が開花します。
テレビのニュースで本州の桜の話題が出て 1ヶ月あまり。
長い冬が終り、十勝にもやっと春が来ました!
足寄では、桜と同時期にエゾムラサキツツジが町中に咲き誇り、道路脇を彩ります。
弊社代表の先代が牧場を経営していた頃は、このエゾムラサキツツジの生産販売もしていたことがあるそうです。
そう思うと、幼いころから見慣れたツツジもなんだかよりいとおしく感じます。
デントコーン栽培の準備も始まりました北十勝短角牛の飼料のひとつである、デントコーンサイレージ。
これは、飼料用トウモロコシのデントコーン(別名馬歯種コーン。穀粒の粒が熟成するにつれ冠部にくぼみができ、馬歯のようになることからこう
呼ばれるそうです)を乳酸発酵させ、放牧できない冬期間に栄養価の高い飼料を牛に与えるための保存食です。
茎葉とともに穀実が含まれるので、牧草に比べカロリーが高いのが特徴です。
同じ北海道でも、土質や気候が異なり、デントコーンを栽培できない地域もあるので、恵まれた十勝の土地と気候に感謝しなければなりません。

さて、種を撒かねば芽は出ませんので、準備を少しずつ始めています。今年は雪が多く、その雪解け水で土がぬかるんで畑に入れる時期が遅れるかなと心配していましたが、春先に雨が少なかったお蔭でほぼ例年通りの時期に畑起こしがスタートできました。
秋に堆肥を撒いておき、春に土を起こします。秋に堆肥を撒くのは余分な窒素分を飛ばすためと、養分を土になじませるためです。
牛が飼料として頂いた栄養を堆肥として土に返し、また種のためにいい寝床を作ります。
今年も良く育ちますように。。