北十勝ファーム便り

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北十勝ファーム便り NO.41

牧場の1年間の流れ
今まで書いたことなかったかと思い、簡単ですが年間の現場の流れを書いてみました。
今の現場は通常の飼養管理をしつつ、分娩が少しずつ増えてきたので一日に何度も牛舎を見回り、分娩する牛が居れば正常に進んでいるかどうか、また産まれた子牛たちは体調を崩していないか、母子のサポートに大忙しです。
理想は出産の瞬間に立ち会い、子牛に適切な処置をして、子牛が母牛の初乳をおなかいっぱい飲むのを手伝い、初乳に含まれる免疫を子牛がしっかり受け取れるようにすることです。
この初乳からの免疫グロブリン接種が健康な牛づくりのためにとても大切なことだからです。
人工授精であれば在胎期間から分娩日を予測できるのですが、私たちのようなまき牛(本交)による繁殖方法だと授精日が分かりにくく、母牛の様子と群編成の時期で分娩が近いかどうかを予測、準備しています(^^;
そして畑(自家飼料栽培)仕事が始まる前にと、代表を中心に有機JASの認証に向けて書類づくりを進めています。
農業作業記録のアプリで2年前から付けていた情報を整理し、効率よく書類整備をするにはどうしたらいいか、パソコンとにらめっこをしています(@‗@;


牛現地確認
毎年、十勝畜産農協の職員が牧場に来て、牛の現地確認をしています。
寒い中、耳標の個体識別番号を確認して回りました。