今年も来ました‼分娩ラッシュ‼今年もやっと桜が開花しました。
大阪で3月20日、東京で3月17日、北海道は札幌で4月26日、足寄町では4月29日頃の開花となりました。
食卓にイラグサの天ぷらが並ぶようになり、短い山菜の季節の到来にワクワクしているこの頃です。
牧場でも雪解けと共に分娩ラッシュが始まっています!
今年で10年目になる中村梢乃さんによると「フキノトウが顔を出ころ、分娩ラッシュが始まります… (・Α・;)」
それがピタリ!今年も中村さんがフキノトウを発見してから数日後に、一気に1日のうちに7頭分娩しました。
昨年の放牧シーズンに、種牛と雌牛が育んでくれた命が現在ぞくぞくとこの世に生まれてきています。
牛の助産師と乳母の役割をしてくれる社員は、一年のなかで一番忙しい 季節です。
朝から晩まで、お母さん牛と子牛達のケアに余念がありません。
元気に育ってね!放牧シーズンまでもう少し!
今年も夏に実習生を受け入れることになりました例年、学生から問い合わせがあり、牧場に実習生を受け入れています。
今年も神奈川県にある麻布大学から獣医学部の学生3名を受け入れることになりました。
獣医学部や畜産学部では夏休み中に3週間ほど農場や牧場で実習をすると単位取得でき、また実習が必修科目になっている学校もあります。
座学の内容をより身近に理解するため、実践教育として実習を設けているのです。
土に触れ、家畜に接し、実際に牧場での作業体験をすることで、農業の大変さや農作物収穫の喜び、身近にある食材の生産背景を実感し、学部で行う研究モチベーションを高めるのが目的です。
農業に係る若者育成のために実習生受け入れの期間は、受け入れ先が衣食住を提供し、初心者である学生を指導し見守りながら日々の業務をこなさなければならなりません。
‟労働力が増えるラッキー♪というよりも、気も使うし、逆にいつもより大変になるから、受け入れる余裕なんてないよ‟と、実習生受け入れを断る農場もあります。
しかし、上田代表は「農業関係の後継者を育成し、国内の農業力を維持・向上させていくためにも、積極的に実習生を受け入れたい。農業者人口を増やさないと。」というのが口癖で、実習生をトラクターや家畜車に一緒に乗せてまわり、自分の経験や考えを伝えています。
社員の皆も弊社の実習を経験しているので、自分が実習生だったころの経験を踏まえて、本当に熱心に指導してくださいます。
6 年前に日本大学の学生だったSさんも、弊社実習生の一人です。
もともと牛が大好きな彼女ですが、男子学生に負けじと一生懸命作業をしてくれました。
神奈川県出身の彼女は、現在港区にある牛の市場で働いていて、3年前社会人になってからも牧場に再度実習に来てくれたり、今年2月の欧州有機視察に一緒に参加してくれたり、東京で弊社のお肉を宣伝してくれたりと、今もいい関係を続けています(^^)
