北十勝ファーム便り

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北十勝ファーム便り NO.10

デントコーン播種しました
5月の末からデントコーン(飼料用トウモロコシ)の種まき
をしていました。
もう20年も乗っているプランターという種まき専用の機械
のアクシデント多発で「わー!今年はなかなか作業が進
まないぞ!地域の他の人はもう皆播き終わったようだー」
なんて焦っていましたが、播き終わったとたん、気温の低
い日が続き、先に播き終わり、発芽していた畑は霜に当
たってせっかく出た芽が弱ってしまったとかで播きなおした、
なんて話もちらほら、、
私達はまだ芽が出ていなかったので、不幸中の幸いなのか、播きなおすこともなく
無事に育ってくれています(^^;
「今年はカッコウがまだ鳴かないなぁ、、なんて思ってたんだよね。」と奥さん。
カッコウが鳴いたら種まきしていいよって合図なのだそうです。カッコウは今年はまだ
寒いよって知っていたんでしょうか。自然って不思議で、昔からの言い伝えにはちゃ
んとした理由があるんだろうね、なんてしみじみ考えずには居られない出来事でし
た。
良いスタート(発芽)は切れたとはいえ、収穫まで、ましてやサイレージ(発酵飼料)に
なるまでまだまだ何があるかわかりません。デントコーンちゃん、元気に育ってね。


放牧始まりました
夏山冬里と言われる短角の飼育。上田
代表が数日に渡り早朝から放牧地のバラ
線チェック(牛が敷地外にお出かけしない
ための囲いの確認)をし、足寄でも音別で
も放牧が始まりました。
写真の短角さん達は、ゆったりモグモグ反
芻をしていることでしょう。
この反芻タイムが、牛さんが草からエネル
ギーを得られる秘密、、次回に続きます。