北十勝ファーム便り

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北十勝ファーム便り NO.9

GWに冬景色のオンネトー
北海道十勝地方は、5月上旬にも降雪がある地域です。
4月になると道も畑の雪も溶け、そろそろ夏タイヤにしてもいいかな~なんて思っていましたが、GW頃にやっぱりドキっとするだけ降りました。
よかった、まだタイヤ交換していなくて…(^^;
画像は、足寄町の観光地であるオンネトーという湖です。
今回の降雪で湖面も凍り、雪が積もっています。
この湖は、阿寒国立公園内に位置し、雌阿寒岳という活火山由来の温泉水が流れ込んでいます。
マンガンイオンを含むこの温泉水から、湖にいる微生物が酸化マンガンを生成しているという珍しい湖です。
現在進行形でこのように鉱物を生成しているところは、陸上においては世界唯一だそうで、「生きている鉱床」ということで、第一種特別地域として保護されています。
地元の観光地くらいにしかとらえていませんでしたが、調べてみると面白いものですね。

放牧まであと少し…
子牛も続々と生まれてきて、早く放牧地に出してあげたいところですが、放牧地の草が伸びるまでもう少しの我慢。
せめて寝るところはふかふかにしてあげようと、毎晩寝ワラを敷きます。
先日いつものようにわっさわっさと麦稈(麦の穂を収獲したあとの茎や葉の部分を乾燥させたもの)を敷いていると、
「くーすー…くーすー…」 と大きめの寝息が聞こえてきました。
「誰かスタッフが牛と一緒に寝ているのか?!」と辺りを見回してみると…子牛でした(^^;
牛も寝息をたてるんだなと、また新たな発見でした。
来月には放牧のお知らせが出来ると思います。